- 病気や戦争で死んでいたかもしれなかった子供時代、死はわたしの身近にありました。
- 両親に感謝、生きていることに感謝して、最期の最期まで責任をもって生きていきます。
介護歴15年以上のプロ!?のじーちゃんです。このサイトでは在宅介護・老老介護の気づきやコツを書いています。
じーちゃんのノートを編集、ブログへのアップは娘の担当です。
わたしがこうして生きているのは、何度も命を救ってくれた両親のおかげです。
歳をとったせいかな・・・両親が大人になって話してくれたことを今になって思い出します。
たまにセンチメンタルなじーちゃんです。
生まれてきて両親が必死に守り、育ててくれた、大切な命。どんなに辛いことがあっても、介護をしていて大変な毎日でも、わたしは前を向いて生きています。
いまあなたは、大変な在宅介護・老老介護生活をおくっているかもしれませんね。
どんな子供時代を過ごしましたか。戦争は経験しましたか。
幸せは生きているからこそ感じられます。
大きな幸せはそうないかもしれないけれど、小さな幸せならきっとみつけられます。
いままで2回、いや3回、死にかけました
わたしは生まれたとき、体の弱い問題児でした。
問題児とは言い方はおかしいのですが、とても手のかかる子供でした。
母から「おまえは死にかけたことが2回ある」と聞いています。
2回?3回?本当はもっとあったかもしれません。
ちゃんと覚えている聞いた話をまとめてみたいと思います。
兄弟が次々に伝染病にかかり、長男が死にました
1回目は伝染病が流行った時です。
長男が伝染病で死んでしまいました。
長男が死んだ後、次男と三男の兄貴も同じような症状だったので、両親が二人を背負い、夜中に町まで走って病院へ行き、なんとか助かったのだそうです。
この話はわたしたちが大きくなってから話してくれました。
父も母も小柄です。ひとりずつ背負って町まで行くのは大変だったことでしょう。
感謝しています。
4歳くらいの頃、麻疹(はしか)にかかりました
2回目は4歳くらい頃、わたしは麻疹(はしか)にかかりました。
麻疹という病気、いまは予防接種がありますが、昔は死ぬかもしれない病気でした。
病気にかかって1週間、なにも飲まなくなったわたしに、母は口移しで水を飲ませてくれました。
ゴックンと水が喉をとおってからは、1時間おきに母から水を飲ませてもらったそうです。
この時助かったからいまのわたしがいるのだと母が話してくれました。
まったく運の強いやつで申し訳ない。←ありがたいなぁ〜
戦争中はみんなが死にかけました
昭和17年8月、わたしは戦時中に生まれました。
長く続いた戦争だったので、戦時中のかすかな思い出が脳の片隅にあります。
戦闘帽をかぶり、軍服を着て、脚にゲートルを巻いた兵隊のおじさんがいっぱいいました。
夜中に防空壕に入ったこと、畑道を歩くと爆弾が破裂した後の大きな穴があったことを覚えています。
日本の高射砲部隊がアメリカのB29戦闘機を狙い撃ちしようとするも当たらない。敵はもっと上空に飛んでいるのだというニュースの記憶があります。
戦後はアメリカ兵が来ると女性はみんな隠れたり、逃げたものでした。
買い出しに来た遠い親戚の人がうちに来たりしました。戦後の日本は貧しかったことは確かです。
戦争で経験したこと、みなさんはなにを知っていますか。
最期の最期まで責任をもって生きていきます
これまで死にかけたことについて書きました。
覚えていることを書いておきたかったのです。
みなさんも、いろいろな経験があったでしょう。これまであった出来事をノートに書いたり、ブログにしてみるといいですね!
同じ人生などありません。経験に大小もありません。生きているだけで価値があると思うのです。
いつまでこうして生きていられるかなんてわかりません。
あと10年生きたいけれど、明日のことはわかりません。
これまであったことがあるように、これからもいろいろな出来事があるでしょう。
楽しくなるのも暗くなるのも自分次第、気の持ちようです。せっかくだったら楽しく明るくいい最期を迎えたいですね。
最期の最期までじーちゃんは全力で生きていきますよ。
一緒に人生を楽しみましょう!
まとめ
もうね、生きているだけでいい。そう思いませんか。
わたしの人生も、あなたの人生にも意味がある。答えは出なくても生きるということには意味があると思うのです。
がんばってきたこれまでを自分でほめてあげましょう。だれもほめてくれないですよ、自分でほめちゃっていいですよ。
あなたはがんばっている!わたしはがんばっている!
そして、これからの人生、いまからなにをしましょうか。せっかく生きているのだから、楽しく日々暮らしていきましょう。
戦争を生きぬいて、これまでもいろいろ大変なことを乗り越えて、すごいことですよ。
これからの人生はご褒美の日々にしていきましょう。
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