介護は人それぞれ、じーちゃんのようにひとりで介護するのは無理です!
使える介護サービスはどんどん使っていきましょう!介護しないから薄情とかないからね。
介護歴15年以上のプロ!?のじーちゃんです。このサイトでは在宅介護・老老介護の気づきやコツを書いています。
じーちゃんのノートを編集、ブログへのアップは娘の担当です。
- 介護がはじまってから苦しかった日々、なにが大変だったかを書きます
- 介護を見守る側(娘)からの不安もお話します
介護がはじまると介護する側の体にも負担がかかる。ちょっと体に出てきたら要注意。介護しながらの治療は難しいので、日頃から気をつけるようにしてください。
少しでも介護生活が軽減できるように調べて、利用して、介護する人に幸せになってもらいたいです。
はじめの5年間は苦しかった
氷川きよしのDVDをみせて大事に生活させてあげる。平凡な生活が妻にはいいようだ。こうして穏やかな毎日を送っている今も、なにかしら問題はあるもの。
今思えば、介護がはじまってからの5年は苦しいことが続いてとても大変だった。
妻の身体が動かないことで、わたしの身体への負担が増えていき、あちこちがものすごく痛くなる。特にヒジが痛くて、夜ベッドでどんな姿勢をとっても寝られない。
お風呂も二人で2週間入らない時もあった。苦労に苦労を重ねて、何ヶ月かが過ぎて、少しずつ、妻がよくなってきた。
あの頃が1番苦しかった時かな。
令和に入ってから生活は安定して、世話ができるようになっていった。
毎日つきっきりで世話していると、次々と試練がやってくる。「神様たすけて」と何度も思う。限界がきて、乗り越えての連続。
妻の身体はよく動いていい時があれば、動かず絶望的な気持ちになる時もある。天候や季節によっても変わる。何年も介護をしているとコツが段々とつかめてくる。
介護がはじまってから、無我夢中に過ごした5年間でした。
このブログを読んでくれている方には、同じような介護をしてほしくありません。次は娘が考えていることを書かせてもらいます。
もしもについて準備していく
じーちゃんはひとりで母の介護をしています。
それはとてもすごいことで、父をとても尊敬しています。
しかし、父も高齢で今年80歳になります。不安なことは「父が倒れたらどうしよう」ということです。
ちょっとした筋トレなどをして足腰を中心に鍛えているようですが、若い頃のようにはいきません。
できることはしてあげたいのですが、私にも家族がいて、生活のための仕事があります。
今は買い物などのために車を出す、面倒な手続きを手伝うなど、介護についてはなにもしていないが現状で、父には大変申し訳なく思っています。
もしもの時はいつ、どのように来るかわかりません。これから可能性を含めて準備はしていきます。
使える介護サービスは全部使ってほしい
父に何度も介護サービスを利用するように勧めてきましたが、体が動くうちは頼りたくないのだそうです。一度なにかにお世話になると、ずるずると気持ちが持っていかれるのが不安なのだと。
本当に限界が来る前に少しずつ利用していくことになっています。
これを読んでくださる方には声を大にしていいたいです。使える介護サービスは全部使って、自分の人生を生きてほしい。
介護のために仕事をやめるだとか、楽しいことをしないだとか、いつまで続くかわからない介護のために自分の人生までつまらないものにはしてほしくありません。
大切な人のために介護をすることはすばらしいことです。でも人それぞれでいい。
介護をサービスに頼ることで、なまけているだとか、子供なんだから介護して当然とか、おかしいと思うのです。
私が介護するのだとしたら、使える介護サービスは全部使いますよ。
まとめ
我が家の場合は、じーちゃんがひとりで介護をすべてやれるのはあと数年と考え、使える介護サービスを調べるなど、準備が必要な時期に入っています。
介護生活は突然はじまります。
病気になる前に準備することではありませんが、もしも介護生活がはじまってしまったら、使える介護サービスは多く利用して、家族の負担を減らしていくことをおすすめします。
つらさを抱え込まず、人に話をしましょう。
介護サービス?どこかへ行くとかはイヤだよ。
どうしたらいいのか不安です。
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