主治医をもとう

じーちゃんと癌

キイロ(娘)
キイロ(娘)

じーちゃん、このノートに「じーちゃんと癌」って書いてあるね。
「あと1年か2年」って言われたって……。

竹豊さん
竹豊さん

そうなんだよ。
あのときは、まさか自分が癌だなんて思ってもいなかったよ。

キイロ(娘)
キイロ(娘)

でも、あれから十数年。
じーちゃん、84歳になったね。

竹豊さん
竹豊さん

そうだなぁ。
命っていうのは、わからないもんだな。

16年前、血液検査を受けたじーちゃんは、思いがけず異常を告げられました。

詳しい検査を受けた結果は「悪性腫瘍」。

そして医師から告げられたのは、「あと1年か2年」という言葉でした。

竹豊さん
竹豊さん

18年以上、妻を在宅介護してきたじーちゃんです。
あーちゃんとの日々、介護の記録、そして84歳になった今を綴っています。

じーちゃんこと『竹豊』です。
昭和17年8月生まれ、84歳。

長年、妻の「あーちゃん」を自宅で介護してきました。
笑った日も、泣いた日も、どうしていいかわからなかった日も。
夫婦で過ごした介護の日々は、18年以上にわたりました。

あーちゃんは、2023年9月7日、76歳で旅立ちました。

今は、あーちゃんとの日々を綴ったノートを振り返りながら、
あの頃のこと、介護のこと、そして84歳になった今の暮らしや想いを、
娘のキイロと一緒に少しずつ綴っています。

キイロ(娘)
キイロ(娘)

じーちゃんの娘、キイロです。
じーちゃんが残してきた日記を、一緒に振り返りながらブログに綴っています。

まさか自分が癌になるなんて

16年前、じーちゃんは主治医の先生から
血液検査を受けました。

そこで思いがけない異常が見つかります。

紹介状を持って大学病院へ。
詳しい検査を受けた結果、告げられたのは
「悪性腫瘍」でした。

「あと1年か2年」と告げられて

医師から告げられたのは、
「あと1年か2年」という余命についての言葉でした。

自分の命は、あと1年かもしれない。
2年かもしれない。

そんな中でじーちゃんは、
「自分にできることをやろう」と考えます。

癌になって、じーちゃんが大切だと思ったこと

ノートには、

  1. 自分との心の闘いに勝つこと
  2. 食事に気をつけること
  3. 良い医師にお願いすること
  4. 命について思ったこと

が書かれていました。

ここから、それぞれの内容を
じーちゃんの言葉を大切にしながら紹介します。

「命は神だけしか知りません」

ノートの最後に、じーちゃんはこう書いています。

「命は神だけしか知りません」

余命を告げられても、
明日のことは誰にもわかりません。

だからじーちゃんは、
自分にできることを続けながら
生きることを諦めませんでした。

それから10年以上が過ぎました

治療を続けてきたじーちゃんは、
やがて医師から

「治療は終わりにしましょう」

と言われる日を迎えました。

そして2026年。

じーちゃんは84歳になりました。

竹豊さん
竹豊さん

「あと1年か2年」と言われたけど、あれからずいぶん長く生きたなぁ。
命っていうのは、わからないもんだね。

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